ブログ

アメリカ進出の際に考えるべき4つのこと

アメリカ進出をし、現地でのビジネスを成功させる為に、事前に調査し、考慮すべき4つの事項についてご説明します。

1. ターゲット市場について

まずアメリカの参入しようとしている業界の特徴についてよく知る必要があります。例えば業界の市場規模は日本と比較してどのくらいの規模でしょうか。全体の業界規模が大きければ、仮に大きなマーケットシェアの獲得が困難でも、十分な売上高を得られますので、進出の検討の余地があります。次に収益性はいかがでしょうか。アメリカの同業他社はどのくらいの収益性を出しているでしょうか。この数字から競争が激しさも見ることが可能です。市場規模も収益性も十分であった場合には、実際に販売して行く際に、後々問題にならないように、原材料の使用制限、製品ラベル、税制、輸出入、FDAなど市場の規制についても慎重に調査する必要があります。

2. 自社の能力について

ここでは、お客様の企業がアメリカに進出し、ビジネスを行って行く能力があるのかを客観的に調査します。例えば、日本の業界と現在ターゲットにしているアメリカの市場とではどのような違いがあるでしょうか。日本での成功したビジネスモデルがアメリカでも適応出来ますでしょうか。お客様の企業は、アメリカ進出プロジェクトに費やす人員やリソースが十分にあるでしょうか。もしくは信頼できるパートナーがアメリカにおられますでしょうか。またアメリカのターゲット業界に、お客様のライバルである同業他社も同じように進出し成功しておりますでしょうか。これらを明確にする必要があります。

3. 財務について

次は、財務面に関してです。アメリカでビジネスをして行くことに関して、財務上のメリットがありますでしょうか。お客様の企業の現在の財務状況はいかがでしょうか。アメリカ市場への参入費用、参入後の継続的な費用をまかなうことが出来ますでしょうか。また、予想される収益および投資収益率は正確に計算されておりますでしょうか。

4. 参入戦略について

最後は参入戦略についてです。アメリカ進出方法には様々な選択肢があります。一から法人設立する他に、アメリカ企業の買収、またはジョイントベンチャーは、多くのアメシンのクライアント企業様がご利用されております。また、アメリカの経済状況や業界のトレンドから、市場参入のタイミングは合ってっているかも知る必要があります。進出後のマーケットシェア拡大にかかる時間やその可能性、またアメリカ法人の維持管理方法についても事前に調査が必要になります。

もしこれらの事項について、より詳しく知りたい、自社だければ十分な情報が得られない、他の企業のケースが知りたい、アメリカ企業の知見を参考にされたいという企業様がございましたお問い合わせフォームよりアメシンにお問い合わせ下さい。2営業日以内にご連絡させて頂きます

 

PAGE TOP